1.前半からの続き
伝付峠までの道はワンポイント悪い箇所がありつつそこ以外は快適に、登山道をたどります。伝付峠から天上小屋山の道中は快適すぎて眠気に襲われてしまいます。では、天上小屋山から偃松尾山の道中をおおくりします。
2.コースタイム(めんだこの実際)
1日目:S伝付峠駐車場(1km手前)5:30ー東京電力発電所5:50ー7:45東京電力管理小屋8:00ー10:05水場(1920m)10:10ー伝付峠10:25ー12:40天井小屋山12:55ー14:10生木割山14:15ー這松尾山取り付き14:50ーG這松尾山15:40
2日目:S這松尾山5:25ー6:05生木割山6:15ー天井小屋山7:05ー伝付峠9:00ー9:10水場(1920m)9:15ー10:55東京電力発電所11:10ー12:05地点①12:10ー地点②12:55ー東京電力発電所13:20ーG伝付峠駐車場(1km手前)13:40
生木割山付近は残雪がありルートがよく分からなくなっている場所もありました。道を外れてしまった時に備えて地図とコンパスをお忘れなく!!
標高 天上小屋山:2,350m / 生木割山:2,539m / 地点①:2,480m / 偃松尾山:2,321m
3.ルート紹介
⬆️天上小屋山は山頂の手前に展望スポットがあります。その間3分です。山頂に展望はありません。左写真の山は左から聖岳・赤石岳・荒川岳。南アルプス南部の山が勢揃いでテンション上がります♪
⬆️生木割山手前の斜面に残雪がありました。ズボると膝までいくので、疲れた足にこたえます。赤テープがあるので道を見失うことはありませんでした。右写真は翌日撮った生木割山山頂です。4人テントがはれるぐらいのスペースあります。展望なし。水場なし。
⬆️生木割山から標高60mほど下ると展望スポットとザレ場が出ます。笊ヶ岳がとてもいい感じに撮れます。ザレ場は高度感はありますが、足裏に力をいれてあるけば大丈夫です。
⬆️左写真は生木割山から進んできて、赤矢印①は笊ヶ岳方面、赤矢印②は偃松尾山方面(奥の木に赤テープあり)、青矢印でも偃松尾山にたどり着けるが、猛烈な這松の妨害を受ける。私は赤矢印なら10分で行けるところを青ルートで40分かかってしまいました。辛かった~(/。\;;)
⬆️ 偃松尾山山頂の標識は字が全て飛んでいました。右写真は山頂から東へ10mほど進んだところ。雪がなければ4人テントも張れるほどのスペースがあります。
⬆️山頂にも2人テンのスペースがあったので貼りました。荒川岳方面がよく見えます。笊ヶ岳方面は見えず。右写真は日の入りです。これのために1日頑張ってきたんです!!
帰りは来た道をひたすら戻りました。危険箇所は登りと同じかしょです。最後まで気を抜かないように、元気がある人は笊ヶ岳までいくのがオススメです。めんだこは早くお風呂に浸かりたかったのでまっすぐ帰ることにしました。
4.山ご飯
⬆️チャーシューを使ってルーロー飯(風)を作りました。チャーシューを角切りにして炒めて、五香粉をたっぷりかけます(←ポイント!)。炊いたご飯によそって出来上がり!外で食べるご飯は美味しい!
⬆️もう1品はチーズリゾットです。余ったご飯にベーコン・マッシュルームを合わせて炒めます。マッシュルームは切っても丸のままでも大丈夫です。チーズをかけて、水か牛乳(あれば)を一回しかけて、自分の納得するまで煮たら完成です!!ベーコンの塩味で十分だと、心配な人は鶏ガラスープとか塩をかけるといいかもです。さすがにご飯もの2品は食べすでしたが、完食でした(笑)
~翌朝~
⬆️朝ご飯はトルティーヤです。アジフライをフライパンで焼いて、タルタルソースをかけただけですが、山を見ながら食べれば最高に美味しいです♪ベーコンもやいて巻こうと思ってましたが、1枚でお腹いっぱいになったので持ち帰りました。
5.お風呂
今回は登山口から一番近い、「ヘルシー美里」さんにお邪魔しました。昔は学校だったらしく、目の前には校庭だったところ、客室は教室だったところ、浴場までの道にも渡り廊下があり懐かしさを感じる温泉施設です。
温泉は内湯のみですが、窓から外の木々を見られます。湯船はゆったり浸かれるのは6人位。洗面台には無料で使えるドライヤーあり。洗い場も脱衣所も広くないので、混雑時は譲り合って使うことになるかもしれません。
利用料金 大人 700円/人 子供(小学生) 300円/人
利用時間 春~秋 平日:15時~19時 土日祝:10時~19時
冬(12/1~3/31) 平日:15時~18時 土日祝:11時~18時
定休日 火曜日
泉質 含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉) ※2024.6.30現在
★施設は入って靴を靴入れに入れ▶右手の受付で現金を支払い▶左手の廊下を進んで一回外履きにはきかえ、渡り廊下を進むと入浴施設があります。(初めての方は受付の方に案内してもらうこともできます。親切です。)
5.まとめ
当初の予定通りGWですが、このルートでは2組2人に出会っただけでした。終始自分のペースで山を楽しむことができました。農鳥岳から南側の尾根はいわゆるマイナールートですが、悪沢・赤石・聖の勇姿を見られるルートであり、双子シルエットのかわいらしい笊ヶ岳も見られるルートであります。各山から早川町に向かって尾根も伸びているので、自分の好きな尾根を見つけてみてください。私は伝付峠の北にある別当代山を通る尾根が好きです。ではまた次の巡った先で!!