6月の休みは雨との戦いです。1日だけの休みなので遠出はできない、北より南のほうが天気の崩れが遅かったため、静岡に決定しました。ピストンより周回したかったので、バリエーションも加えての無理やりに周回コースにしてみました。特に危険箇所はなかったので、ちょっと地図読みの練習したいとかバリエーションルートに興味持った方にもおすすめです。

1.長者ヶ岳紹介

基本情報1335.7m 山梨100名山 富士山の眺望あり
所在静岡県富士宮市と山梨県南部町との県境
駐車場田沼湖北サイト駐車場:20台位(車中泊禁止)
長者ヶ岳登山口駐車場:6台位
電波駐車場から山頂まで電波あり(au)
コースタイム
(ヤマップより)
両駐車場~長者ヶ岳: 登り:2時間15分 下り:1時間40分

※天狗岳は長者ヶ岳の少し北に位置します

2.天狗岳

基本情報標高:1373m 眺望なし 看板あり
所在静岡県富士宮市と山梨県南部町との県境
駐車場専用駐車場なし(今回は長者ヶ岳登山口の駐車場利用)
電波なし
コースタイム
(ヤマップより)
天狗岳までの表記なし 長者ヶ岳まで1時間10分/長者ヶ岳から1時間20分

2.コースタイム

S長者ヶ岳駐車場5:55ー地点①6:20ーピーク①(951.0)6:52ー地点②7:15ー7:58天狗岳8:08ー9:02熊森山9:07ー天狗岳9:53ー10:38長者ヶ岳10:55ーG長者ヶ岳駐車場11:42

長者ヶ岳P:658m地点①:700mピーク①:951m地点②:990m
天狗岳:1373m熊森山:1574.9m長者ヶ岳:1335.7m

3.コース紹介

⬆️長者ヶ岳駐車場はメイン道路から外れたすぐのところにあります。田沼湖北サイト駐車場に比べて目立たず、小さく、トイレはありません。めんだこの辿ったコースでは左写真奥に進んで、天狗岳東尾根をめざします。途中小田貫湿原を右手にみて、猪之頭洗い越しをこえると尾根を巻くように道路が右にカーブします。それが目指す尾根になるので、ほどよい所を見極めて取り付きます。右写真はメンダコが取り付いた場所ですが、特に目印になるようなものはありませんでした。

⬆️左写真はピーク①を目指していた時に出会った大木です。周りは細い木ばかりの中、太く枝木が沢山出ていたので、このエリアの御神木的な存在に感じられました。右写真はピーク①にあった三角点です(黄色いめんだこが載っている石)。ここまで下草がフカフカで邪魔なヤブなどもなく歩きやすかったです。

⬆️左写真は地点②です。遠くで見つけた時は岩壁かと思いましたが、近くで見たら階段状になっていました。左は天狗岳東尾根にのっている鉄塔です。ここから先道上に青テープが増えました。鉄塔整備の方が歩いてるのかもしれないです。

⬆️天狗岳登頂の直下は少し傾斜がきつくなって苦しいですが、無事到達できました!手作りのかわいい看板がかかってましたよ。展望も山頂で休憩できるスペースもありませんので注意です。来た道を振り返るとNo.14と番号がふられていました。うっすいですが、踏み跡があります。矢印のような感じで入れます。

⬆️ヤマップでは天狗岳~熊森山区間は破線ルートとなっており上級者向けです。広い尾根に踏み跡バッチリでしたが、何度が登山道でない作業道と交差するので迷い込まないように注意です。右写真は天狗岳~熊森山区間の鉄塔と交差するところです。休憩小屋かな、と思って近づきましたが廃材が散乱していて休憩には使えませんでした。

熊森山全景 地味 展望なし

⬅️熊森山の山頂です。登山道の脇に大きな倒木が主張していまた。展望はなく静かな場所でした。今回はここで引き返しますが、進んでいけば毛無山に繋がります。

⬆️天狗岳から気になるアップダウンもなく今回のコースで一番有名な長者ヶ岳に到着です!!雨は降ってませんでしたが、富士山方向に切り開かれた方向に見えるものはなにもなかったです(TへT)。ベンチが沢山置かれていて、休憩しやすい山頂でした。メンダコがいる間は貸し切りでしたが、下山中多くの人とすれちがったのでやはり人気の山のようです。尾根沿いを最後まで下れば駐車場に戻れます。危険箇所はありませんが標高差680mありますので、気を付けていきましょう!

4.お風呂「佐野川温泉」さん

曇りとはいえ蒸し暑い登山で汗びっしょりです。登山口から28km45分のところにある温泉に向かいます。富士山の西側は温泉が少ないように思います(あっても1,000円とかで混んでる)。少し離れていますが、ぬる湯で有名な山梨県南部町「佐野川温泉」さんまでドライブしました。

⬆️民宿もやっておられる佐野川温泉さん。いつか泊まりで思う存分浸かりたい!!入って靴を脱ぎ、右手の番台(?)で現金払いです。番台の右に右写真のようにアヒルで入浴人数を教えてくれます(カワイイ☆)。これはセルフなのであくまでも目安程度ですが。

かけ流しの温泉は内湯と露天風呂あり、それぞれぬる湯(31℃位)と加温湯(41℃位)があります。暑い時期はぬる湯で、寒い時期は加温湯と交互に入りながら1年中楽しめます!鍵付きロッカーを利用し、洗い場まで行きます。洗い場は5つと少ないので場所取りはしないようにしましょう。荷物を置いておく棚はないので隅の方に置く感じです。備え付けにシャンプinリンスとボディソープあります。サウナはありません。

脱衣所には無料のドライヤーがあるのも嬉しいポイントです。

※駐車場60台

ぬる湯と加温湯との交互浴が本当に気持ちよく、登山で疲れた身体が蘇りました。ぬる湯で体を冷ましてから上がると汗をかかずにすむのもいい感じです。また入りに来たいと思いました!!

5.まとめ

有名な山の近くには必ずその影にかくれたマイナーな山があります!そんな山を目指すことで、静かな山行を楽しめると思います。メンダコはマイナーな山から見る有名な山も、有名な山から見るマイナーな山もどっちも好きです。あそこから来たんだなぁと思える縦走・周回登山は自分が来た道を振り返れるのが魅力です。皆さんも1つのピークに立ったら、もう少し足を伸ばして先のピークにも行くとより登山を楽しめるのではないでしょうか!?ではまた次の巡った先で!