今までご来光は何度も見たことがありますが、富士のテッペンから昇るダイヤモンド富士には興味がありませんでした。時の運だし写真でみるだけで十分、と思っていたからです。山梨に引っ越してきてから、毎日のように富士山をみて愛着を感じるようになってきました。そして近場にダイヤモンド富士スポットがあるようだと気づいてから、1回位見てみるのもいいかな、と考えが変わり晴れ予報を確認して車中泊も兼ねて行ってきました。

1.車中泊スポット

山梨県富士川町高下(たかおり)のダイヤモンド富士スポットに行ってきました。下のグーグルマップで赤ピンを立てているところはトイレ付きの駐車場になっています。初めはここがいいかと思ったのですが、現地に行くと「長時間の駐車はご遠慮ください」と貼紙がありました。しょうがないので、トイレを借りて少し上にある駐車場に移動しました。19時30分位に到着しましたが、車中泊組が5~6組いました。

⬆左がトイレが隣にある駐車場です。2台止められます。トイレの左側に歩いて2分ほど行くと文学碑や駐車場(20台位?)があります。右の写真がが移動した後の駐車場です。20台は停められるでしょうか。画面右側に止めるとトイレ方面です。

2.晩ごはん

今回の車中泊は職場から直接移動しました。冬は車中の温度が上がりにくいですし、職場に冷蔵庫があるのでそこに入れておくこともできます。一度家に帰ってからの出発になると時間が遅くなってしまいますので!

⬆左の写真のように、晩ごはんは家で作って来た牛すじ煮込みと切り干し大根の和風ナムルをタッパーに入れてきました。右手前に写っているのはドライ味噌汁(今回はかに汁)です。冬の車中泊は寒いので、冷めにくい汁物はあると体が温まります。

味噌汁用にお湯を沸かします。私はカセットコンロを使っています。牛すじ煮込みはノンフライヤーにアルミホイルをひいて牛すじをいれ、ポータブル電源から電気をもらって温めています。ナムルはそのままで。温める時に使用したアルミホイルは盛り付けの時にもそのまま使用します。洗い物が楽になります!

20分位たつと牛すじは冷えてしまいますが、またノンフライヤーで温められます。味噌汁はまだほんのり温かかったです。体を温めてからシュラフにくるまれば快適に、満腹で幸せに眠ることできます。

3.富士見スポット高下(たかおり) 紹介

ここからの富士の眺望は「新富岳百景」「関東の富士見百景」にも認定されており、冬至~元旦にかけてはダイヤモンド富士が見えるスポットとして知られています。詩人の高村光太郎さんも「私は多くの藤の名所を訪ねたが、こんな立派な富士は初めて仰いだ」と大いに感嘆したといいます。1942年10月14日に新聞連載の随筆、日本の母「山道のおばさん」の取材のために、高下を訪れたことが縁で、「高村光太郎文学碑」が設置されています。

詩人 高村光太郎さんとは誰か?

出身地 東京  出生年 1,883  没年 1,954年

日本を代表する彫刻家・画家でもあるが、「道程」「智恵子抄」などの詩集が有名で教科書にも多くの作品が掲載されています。日本文学史上、近現代を代表する詩人として位置づけられています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9D%91%E5%85%89%E5%A4%AA%E9%83%8E

ダイヤモンド富士の時期、特に12月31日~翌年1月3日まで、こちらの場所は交通規制があり、一方通行になります。そして大変混雑するそうです。混雑時期を外すか、夜から泊まってダイヤモンド富士に備えることをおすすめします。駐車場は民家が近いので、アイドリングするのはマナー違反ですよ。

4.ダイヤモンド富士

翌朝、5時位から車が集まり始めるので寝過ごすことはないと思います。この日の日の出時刻は6:52でした。日の出のおよそ30分前から周囲が明るくなり始めます。

⬆日の出30分ほど前の写真です。左は社内から。日の出の進捗状況はわかります。右は車外から。寒くても外に出たほうがキレイな景色が見られます。しかし日の出まで時間があるのですぐに車内に戻りました(笑)。

カセットコンロで水を沸かし、Tバックの緑茶で暖をとり日の出を待ちます。

⬆7:23。日の出時間からさらに30分待って、ついに拝めました!ただのコンパクトデジカメで撮影しただけなので、カメラ好きの方々からしたらどうという写真ではないですが、初めてダイヤモンド富士を見た感動は大きかったです。周りからも「お~っ」と静かな歓声があがるほど、写真では伝えられない景色が広がりました。寒い中待ったかいがありました。

5.その後の過ごし方

 ダイヤモンド富士が終わると、カメラ好きの方はすぐに帰っていかれました。7:30を過ぎると、車は3~4台ほどしか残りません。しかし、日は昇っているし富士見スポットでもあるので、景色は抜群です。ゆっくりと朝ごはんを食べ、9:00に開く「道の駅 富士川」に行くのはどうでしょうか?山梨県のお土産や地場野菜、キッチンカーや露店も出ていたり、地域の作家さんの作品展示をしていることもあります。

私はこの後、四尾連湖近くの蛾(ひる)ヶ岳に行ってきました。良かったらそちらの記事も見てみてください。