年末に与えられた休みは12月30日~1月1日の2泊3日でした。しかし天気予報的に12月31日=1月1日は荒れるとのこと。日和った私は山中2泊は諦めて、1泊を存分に楽しもうと考えました。その方法は・・・イグルー泊です!!ですが、今季初雪山なので攻めた山には行きたくない、長野はいつでも行けるので最近行ってなかった東北方面、そうだ駒ケ岳にしようと考えて目的地を決めました。(100名山なのできっとトレースもあるだろう・・・と思ったのもあります(笑)) 

無事にイグルーは作れるのか!?山頂からの景色は見られるのか?お付き合いいただければ幸いです!

1.会津駒ヶ岳紹介

基本情報 標高:2,133m 日本百名山・東北百名山・花の百名山
所在福島県南会津郡檜枝岐村
駐車場村営グラウンド駐車場 (夏季は滝沢登山口駐車場も利用可能)
夏季は登山口に近い駐車場は早い時間に埋まってしまいますので早着必須です。
電波おおむねルート上使用できますが、天気により不安定(au)
コースタイム
(ヤマップより) 
村営グラウンド駐車場→滝沢登山口→会津駒ヶ岳→滝沢登山口→村営グラウンド駐車場 
7時間10分 
会津駒ヶ岳→中門岳→会津駒ヶ岳 1時間35分

 冬の山頂には木に雪がついたモンスターが多数出現し、少し降りれば近くは尾瀬の燧ヶ岳・至仏山、遠くはアルプスが望めます。駒ケ岳から中門岳の間は360°のパノラマで、晴れた日はとても気持ちのよい山歩きとなります。ただし荒天の時は風を遮るものや道標となるものがないので、慎重に判断して行ってください。バックカントリーの山としても人気の山なので、スキーヤー・ボーダーのつけたシュプールが見られるかもしれません。今回も3人の方がシュプールをつけていました。憧れますね~。

なんで会津駒ヶ岳ってよばれてるの?

 残雪期に駒の形に雪形がみえることが由来です。また福島県で最も標高の高い山なことから、会津と地域の名前を冠したと思われます。

2.コースタイム(めんだこの実際)

3.コース紹介

⬆ 駐車場を出て5分経たないくらいで登山口入り口に到着します。ここから先は除雪されていないません。寒いの嫌だなぁと思い、バラクラバとか装備してましたが既に暑くなったので汗をかく前に外しました。温かいインナーも脱いで、メッシュの長袖にハードシェルという出で立ちに(笑)。

⬆登山道脇(1350m付近)にビバークしている方もいました。他にも登山者が多く、トレースはばっちりついています。積雪期はビバークポイントが見つけやすいのがいいですね。

⬆1950m辺りから樹林帯の密度が粗くなり、会津駒の小屋の斜面下までくれば遮るもののないビクトリーロード(?)が見えます。樹林帯の途中でスノーシューをつけました。晴れていると空の青さと雪の白さのコントラストがはっきりしてとてもキレイです。反面、なかなか近づいてこない山小屋に疲れもピークです。

⬆終に会津駒ヶ岳小屋に到着です!小屋は半分以上行に埋もれていますが、以前きたときはもっと雪が積もっていたはず・・・。小屋が2棟たっていて、間を抜けると尾瀬方面の景色が広がっています!はぁ、ここまできて本当に良かったと思える瞬間です。今日はここで宿泊するので整地したり休憩したり。

◀小屋から、山頂までの道のりがよく見えています。15分ほどです。風のある日は遮るものがないので辛いですが、この日はほぼ無風だったのでお散歩気分です。

⬆ついに山頂です♪山頂の周りはスノーモンスターに囲まれ展望はいまいちです。ですがモンスターの外側は・・・

⬆左写真は中門岳方面、右写真は尾瀬方面です。今日はもうどこまでも見えるのではないかっと言うくらい絶景でした。夏よりも空気が澄んで遠くまで見え、空の青も濃くなり、雪山の白とのコントラストが抜群!!